オガショシ個人はマイナンバーカードを作っていません。2015年の発足時まではマイナンバーカードに搭載される電子証明でオンラインの行政手続が拡大するのではと期待したのですが、それは現状の紙ベースな手続をオンライン化していくのは途方もない話だけどそれをすると言ってるのだからすごいことだ、すごいことがマイナンバーカードで始まるのだとの趣旨でした。
しかしその後いまから4〜5年前でしょうか、オガショシの使っていた住民基本台帳カードが磁気不具合で電子証明が使えなくなり。窓口に再発行をお願いに行ったところ「もう住基カードは発行していない、このとおりマイナンバーカードに置き換わってます」だと。確定申告をエラーが出て送信できず、急いで慌てているわけ。何かがプチッと切れてこれマイナンバーカードでも同じことになるんでしょ、作るもんか。紙ベースでやるよとなったのです。
現状のマイナンバーカード普及策も、健康保険証と紐付けたらかえって窓口負担が増えたとか、銀行口座との紐付けが強制的だと批判されたり。どうやって国民に使わざるを得ない状況をつくるか?に終始している印象。印鑑証明書がコンビニから取れるようになったからといって、ほとんどの国民の日常にとって便利さを実感させるものではなく。これじゃ広がらないよね。
といいつつも、このたびオガショシはマイナンバーカードを作ろうと思います。伝聞ですが行政書士の資格証をマイナンバーカードと紐付けするという話があるのです。これも使わざるを得ない強制的なアプローチではありますが、国家資格者にはそれをやっていいと思いますし行政書士こそ行政手続のオンライン申請が広がってくれたらと毎日24時間実感しながら仕事をしている人たちだと思うから。
既存の「オンラインで電子申請」といっても行政書士への委任状は紙で持って来いって手続もあるのですよ。なんだこれ?オンラインってそれかよ!って。
他方で、行政手続全般を紙ベースと面前でやる合理的意味だって毎日しみじみわかる。マイナンバーカードを使ったオンライン申請ですべてがスッキリとはいかないはず。
なのでこれからはマイナンバーカード持って使ってみて具体的な問題点を知っていこうと思いました。
もっともいまだ作るのを一般的にオススメするものではありませんが身分証明書として持っておきたい、作って活用を試してみたい方の相談は承っていこうと思います。